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風光る29巻感想。 [アニメとかマンガとか]

本日はコンディショングリーン。

もう早いもので12月になりました!
今年もあと1ヶ月になって,
そーいえば今年の抱負ってなんだったってか?
って,今頃ふと思い出してしまいました。
たぶん(え?)“不要なものは捨てる”,
そんなことを掲げてたと思うのですが。

引越しもあったりしたので,
捨てることはけっこうやった,という感じはあります!
えらいぞ,私。(←誰も言ってくれないから自分で言う)
これって,思いが少しずつ,現実化してきてるということですか!!

さて,今回は。
その“思いが現実化する”の続きの前に,
忘れないうちに,「風光る」29巻の感想を書いておきます。
ちょうど,「龍馬伝」も最終回でしたし,
思うところがいろいろあったので,それも含めてってことで。

それにしても,スゴイですよ,なんと29巻目です!
オビには累計500万部の文字が!
ずいぶんと遠くまできちゃったなーという感慨がありますよ。
実のところ,1巻から初版で地道に買ってます…というか,
今の掲載雑誌へ移動する前に書いていた,
別コミ本誌読者だったころからの渡辺先生のファンなのです。

「風光る」第1巻発売は1997年。
当初はこーんなに続くと思わなかったけれど,
画は安定しているし,相変わらず読んでいて面白いし,
少女漫画を逸脱しない展開もほんと楽しい!
長く読まれるわけがちゃんとある,素晴らしい作品です♪

それで,29巻ですが。
歳三好きな私的には,歳三がいっぱい出てくれてウキウキでした。
あー,なんていいオトコなんでしょう,歳三。
勇と新撰組のためにと持った秘密(甲子太郎との密会)が,
負担となって圧し掛かってきそうな気配が…!
でも鬼の副長だから。
勇と隊のためにならどんなことでも背負ってしまう,
アナタだから好きなんです。

それにしても,甲子太郎とのやりとり,
とってもイヤそうな歳三が可笑しくてかわいいですよねー,
あんなに迫られてるのに嫌がってねー,
一度くらい試してみてもいいんじゃ…(←コラー!)

あと,総司とのやりとりに萌えでした♪
この二人って,歳三と勇との関係ともまた違う,
なんかこう,萌えな繋がりがあっていいんですよねー。
歳三と総司は勇を挟んだ同士って感じで,
お互いのことすごく良く分ってるし,頼りにしてるし。
歳三といるときの総司って,
どうして妙にカッコよく見えてしまうんだろう…。

そういえば,勇もカッコよく見えたとこがありましたよー,
自分は瓶でいい,その中で好きなだけ跳ねろって,
歳三に対する殺し文句は,いつも天下一品ですねー!
そんなふうだから,誰もがついてくるんですよ,
ほんと,あのコマの歳三はかわいいです。(←結局はそこか)

世間さま的にはやはり,
セイと総司の恋の行方が気になるところで。
私もそれなりに気になってます,
特に総司の朴念仁さをいっそ応援したくなるほどに!
長い巻数を重ねているだけに様々なエピソードがあって,
セイは命を賭けるほどに思いつめていた頃もあったりして,
総司はもっと恋の辛さを味わってしまえー!とか思ったりもします。
ま,この遅々として進まない,
モンモンとした関係性が「風光る」のセイと総司ですもんね,
それでも少しづつは進展みせる二人のこの先が楽しみです♪

さて「龍馬伝」ですが。
最終回にも出てきました,新撰組!
お尋ね者となった龍馬を追い回す新撰組の面々,
凄かったですね,勇と龍馬の臨場感あふれる立ち回り!
まあ,あの時期に勇本人が刀を振り回しているとは思えないですが(笑)

それよりも。
刀が役立たずになる世の中が来そうな気配に,
これからどうする?って龍馬に問われて,わからないと応える勇。
分らないもなにもないです,彼らには反幕府体制と戦うことしかないのです。
刀を振り回して志士たちを葬った象徴として,
あれから先に処刑されてしまう勇ですが,
たぶん覚悟してたと思うんですよね,そーいうことを。
「龍馬伝」では先の見えない武士たちの代表みたいに,
分らないと言わされてましたけど,
私にとっては,違和感の残ったセリフでした。

歳三は反幕府軍に屈せず,ずーっと転戦して函館まで行き着いて,
勇亡きあとも,最後まで新撰組を率いて戦いぬくんです。
そういうところにもまた,惚れ惚れするんですよ!
勇を支え続けて副長であり続けた歳三と,
新撰組を自ら率いて転戦を繰り返す歳三と,
はは,そそられるってこーいうことを言うんですかねー,
(↑いや,そんなの私だけでしょうが)
とにかく,そんな歳三が大好きです♪

実のところ,幕府側の新撰組好きであるために,
龍馬にはあまり興味ないんですよね,今でも。
それでも,どうして龍馬は暗殺されたのかという疑問はあって,
それが「龍馬伝」見ていて,なんだか分った気がしました。
大政奉還がなされなければ,慶喜の首を取ろう,
なんて考えていたというのが,本当にそうなのだとしたら,
自らが暗殺されてしまうこともあるだろうなと。

幕末のこの期に命を落とす龍馬と,
生きながらえて静かに余生を送る慶喜,
最後まで抗い続けた歳三。
大きな波に吐き出された龍馬と,取りこぼされた慶喜,
逆らって散った歳三。

ほんと,これってたった150年前のことなんですよね,
ドラマだと昔話のような気がしてしまいますが,
今に繋がるたくさんのことが始まった時代で。
あー,本当に面白いですよ,ビバ幕末!

次の大河は戦国時代で,次は清盛で平安時代らしいですが,
また幕末やってほしいですねー。
とりあえず「風光る」はまだまだ書いてもらって,
ずーっと楽しませてもらいたいです!

―というわけで,「風光る」29巻感想でした♪

タグ:風光る
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ONE PIECE 画像

もう見ました、面白いですね
by ONE PIECE 画像 (2010-12-02 16:20) 

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